葉酸サプリの効果を最大に引き出すための食事を考えましょう

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日本人の食事摂取基準で設定されている、妊娠時に備えて付加量を設けましょうという栄養素は16種類あります。

ビタミンが10種類、ミネラルが6種類。

列記すると、ビタミンはA、C、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、そしてパントテン酸の付加量がそれぞれ設定されており、ミネラルは、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレンが設定されています。

品質の高い葉酸サプリでは、妊娠中に需要量が増加する栄養素をしっかり含んでいるものが多く、私たちは足りない栄養素のことは気にせず、安心して利用することができます。

しかし、どの葉酸サプリも完璧に需要量が増加する栄養素を配合しているという訳ではありませんから、普段の食事とお使いの葉酸サプリを照らし合わせて、何が不足しがちかを考えておくと、もっと効率良く栄養補給をすることができます。

 

人気の葉酸サプリに足りたい栄養は?

人気の高い二種類の葉酸サプリで考えてみましょう。

一つはベルタ葉酸。

もう一つはAFC葉酸。

ベルタ葉酸は27種類のビタミンとミネラルに加え、21種類の野菜、6種類の美容成分が入った葉酸サプリです。

一見隙がないようですが、ビタミンCの含有量が少なめなようなので、普段の食事で意識的に加えるともっとサプリメントのパワーが引き出せます。

AFC葉酸は高品質でありながら比較的安価で購入できて、コストパフォーマンスの良さで人気の高い葉酸サプリです。

AFC葉酸は価格がお手頃なので足りない栄養素が多いかと思いきや、付属のパンフレットによると「日本人の食事摂取基準(2015年版)を基にリニューアルしました」と書かれていて、実際配合されていないのはビタミンAとE(酸化防止剤としては配合されている)、ヨウ素くらいです。よってAFC葉酸ではそれらを食事から摂るように心がけると良いでしょう。

ちなみにヨウ素は、昆布やわかめ、ひじきと言った伝統的な日本食に多く含まれるため、あまり不足する心配はないそうです。むしろ過剰摂取に気を付けるべき栄養と言えます。

また、これはベルタ葉酸でも言えることですが、ビタミンAとEは妊娠時の過剰摂取を配慮して入れていないところが多いようです。

どんな栄養素でも過剰摂取には注意が必要ですが、危険性を気にするあまり過剰に遠ざけてもいけません(ビタミンAは妊娠初期の過剰摂取で胎児催奇形性があると言われます)

ビタミンEも脂溶性の栄養で体内に留まりやすいですが、適量を摂取することで得られるメリットの方が多いので、適量を食事から摂れると良いですね。

 

ビタミンCを加えるべき理由

ベルタ葉酸をお使いでしたら、ビタミンCを意識的に摂ると良いでしょう。

ビタミンCはビタミンEの抗酸化力を助けますし、鉄の吸収を助けます。さらに骨や筋肉の結合に欠かせないコラーゲンを生成するのに不可欠で、何より葉酸を活性化させる効果も持ちから、まさに百人力の活躍をします。

単体でも強力な抗酸化作用、免疫力を高める作用、ストレスを受けると分泌される副腎皮質ホルモンの合成などに関わる重要な栄養素。特に妊娠中は絶対に摂りたいビタミンです。

ベルタ葉酸は栄養豊富で高品質なのですが、ビタミンCがあまり多くないところが惜しいサプリメントだと言えます。普段の食事で摂りにくい栄養ではありませんから、果物など美味しく食べて補いましょう。

AFC葉酸では、葉酸サプリにおけるビタミンCの重要性を考慮し、体内でゆっくり溶ける特別なビタミンCを設計して配合しているそうです。少々ケミカルな気配がしますが、このような配慮もコストパフォーマンスの良さに表れています。

 

AFC葉酸の物足りない栄養素

AFC葉酸に含まれていない栄養素はビタミンA、E、そしてヨウ素ですが、鉄の配合量が10㎎という点を物足りなく感じる方もいると思います。

妊娠初期であれば問題ないのですが、妊娠中期から後期の15㎎には届かないので、その分を食事で補う必要があります。

中期以降は吸収率の良いヘム鉄を含む肉類(豚や鳥のレバーに豊富)や魚類を積極的に食べるようにすると良いでしょう。

ちなみにベルタ葉酸の鉄16㎎が頭一つ飛びぬけており、10㎎の配合量は葉酸サプリの中では決して少ない方ではありません。

また、AFC葉酸はカルシウムも200㎎と控え目なので、付加量は設定されている栄養素ではありませんが、少し意識して摂ることをおすすめします。

AFC葉酸のお供として手軽に食べられる食材としては、アーモンドなどがおススメです。鉄もカルシウムもビタミンEも摂れるので、食べ過ぎない程度におやつとして常備しておくと良いと思います。