妊活にサプリメントは絶対必要ですか?

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サプリメントは絶対必要なの

妊活をするのなら、サプリメントは絶対必要なのか。

結論を言えば、サプリメントは必ずしも必要ではありませんが、サプリメントの知識は絶対に必要、と言って良いと思います。

自分にはサプリメントが必要なのかどうか?を知るために妊活中や妊娠中に使えるサプリメントのリサーチをすることや、評判を確かめておくことが大事なのではないでしょうか。

知らずにサプリメントに頼れないのと、知っていて自分は使わないと判断するのとでは大きく違いますからね。

また、中にはサプリメントを使わないという方針を立てている方もいると思いますが、妊娠中はつわりなどにより食事がままならない方もいるため、サプリメントを利用する必要に駆られることも増える可能性があります。

そういう意味では、妊娠中はどんな栄養素が足りなくなりやすいのかと言った知識も持っておくと役に立つでしょう。

「サプリメントは通常の食事という土台の上に付けたされるもの」であるという意識、そして、「サプリメントは医薬品ではなく、本質的に身体を変える効果はない」という大前提を知った上で、いざというとき使うとしたらどれ?と考えておくことは必要だと思います。

そしてもし気になったものがあれば、お守りだと思って早めに準備しておくことがおすすめ。

それでは少し、妊活中や妊娠中に使える代表的なサプリメント(栄養素)について予習を
してみましょうか。

葉酸

妊活と言えば、葉酸サプリメントを利用することを一番に思い浮かべる方が多いと思います。

葉酸は神経管閉鎖障害の発生リスク低減のため、妊娠の少なくとも妊娠の1か月前から、少なくとも妊娠3か月までの間、サプリメントで補給を行うことが、厚生労働省から推奨されています。

葉酸サプリの摂取量は、通常の食事に加え、一日0,4mgの葉酸を摂取。一日の摂取量が1mgを越えないように注意して、サプリメントを利用します。

ただし、妊活中は葉酸サプリメントを積極的に利用していれば問題なし、子どもは絶対健康に育つ、という話ではありません。

葉酸は神経管閉鎖障害のリスク低減に必要だと世界的に認められていることと、日ごろの食事から妊娠中の需要量をとるのが難しいことが知られているので、サプリメントがおすすめされます。

他国では日本よりずっと前から葉酸の必要性が周知され、食品に添加されるなどの政策も執り行われているほど。

妊活中に用いるサプリメントの中では、必要度の高さがはっきり認められている栄養素と言えるでしょう。

鉄やビタミンCと一緒に摂取することで吸収効率が上がるので、それらを同時に摂れるサプリメントを利用するか、食事で意識して摂るようにすると良いです。

マカや亜鉛など、性的な活力をサポートするサプリ

妊活中は、アナログだと思われるかもしれませんが、単純に性交の数を増やすのが妊娠に辿りつく近道の一つです。

ただ、時間が限られており実質頻繁な性交は難しかったり、年齢的にも毎日のように性交に及ぶには体力が足りなかったりする。

妊活中となれば排卵日を特定し、もっとも確率の高い日に狙いを定めて性交に及ぶご夫婦が多いかもしれませんが、精子の質を考えると、小まめに射精をした方が妊娠の確率が高くなることが分かっています。

生理周期は除き、毎日の性交に及ぼうと思えばそれなりの準備が必要ですが、このようなときにサプリメントに頼るのは良い手かもしれません。

マカや亜鉛と言った、性的な活力をサポートするサプリメントを、男女共に摂取するという手があります。

亜鉛はセックスミネラルと呼ばれることもあるほど、生殖能力に関わる栄養素として知られています。

精子の生成や質に関わり、不足すると性欲の減退を引き起こします。

また、いざ妊娠という段になっても、亜鉛は細胞分裂に欠かせない栄養素の一つであるので、妊娠の維持に役立つ栄養素。

日ごろ普通に食事を摂っていれば大きく不足する栄養素ではありませんが、性的な活力アップのため、気分を高めるために試してみるというのも良いかもしれません。

ミトコンドリアの元気をサポートするサプリ

年齢的に妊娠の難易度が高いと感じている方は、比較的新しいサプリメントに挑戦しても良いかもしれません。

最近では、ミトコンドリアサプリというものも多く出回っています。

ミトコンドリアとは細胞小器官と言って、細胞の中に備わり、細胞のエネルギーを作り出す機関です。

ミトコンドリアが少なかったり不活性だったりすると、エネルギーを作り出す力が損なわれるわけですから、細胞の活性が損なわれるということ。

妊活中は、卵子の老化と言った話題も耳にすると思いますが、ミトコンドリアサプリはミトコンドリアを活性化させ、つまり妊活中の女性で言えば卵子を活性化させることで、妊娠しやすい身体を作ることを目的とします。

生殖年齢的に高齢とされる年代の方ではしばしば卵子の質について取り沙汰されますが、この卵子の質に直接アプローチできるのではないかという期待があります。

ただし、冒頭でもお伝えしましたが、サプリメントは本質的に身体に変化をもたらすものではなく、あくまで栄養素を補う目的で使われるものです。

もし本当にミトコンドリアサプリで細胞が活性化するのであれば、身体の全体的な若々しさを保つのに役立つ可能性や、当然、男性の精子にも適用できる可能性があります。

ものは試しで、利用してみるのも一つの手かもしれません。

その他の妊娠中に不足しがちな栄養素や必要量が上昇する栄養素

妊活から妊娠へと時期がステップアップしても、サプリメントの摂取を続ける方はいると思います。

妊娠中は赤ちゃんの分まで栄養を摂らなければならず、各栄養素の需要が上昇します。

日本人の栄養摂取基準で定められている、妊娠中に需要量が増し、付加的に摂りたいとされる栄養素は16種類にも及びます。

妊娠中では特に貧血が深刻化することがありますから、16種類の中でもとりわけ鉄と、鉄の吸収を助けるビタミンCくらいは意識して摂っておいた方が良いでしょう。

鉄分やビタミンCは葉酸の吸収効率を高める効果もあるため、葉酸サプリに同時に配合されているものも多いです。

マルチビタミンやマルチミネラルといったものを使っても良いですが、葉酸サプリの中には特に妊娠中の女性に不足しがちな栄養素をバランス良く配合してくれているものもあるので、葉酸サプリの中から選んだ方が効率は良さそうです。

サプリメントを摂らないと赤ちゃんに影響はある?

心配なのは、サプリメントで栄養を補わなければ赤ちゃんに影響が出るかということだと思います。

各栄養素の需要は高まると言われているとはいえ、普段の食事を十分にとれていれば(普通に食事がとれていれば)、強く心配する必要はないでしょう。

誰しもが、必ずサプリメントを使わなければならないということはありません。

もちろん、普通の食事量というのも人によって違うので一概に決めつけることはできませんが、サプリメントはあくまで栄養補助食品。

普段の食事という土台の上に、付加的に利用するのが望ましいものです。

妊娠中はつわりがひどく食事もままならないという方もいますから、もしサプリメントが喉を通るなら利用すると良いでしょう。

「つわりがひどい時期は特定のお菓子しか食べられなかった」

「○○だけずっと食べていた」

という話はよく聞きますよね。

基本的に子どもは容赦なくお母さんから栄養を奪っていくと言います。子どものためというよりは、自分の栄養と体力のために、辛くてもできるだけ食べ物を口にすることが重要。

できるだけ食べていてもやはり明らかに足りない、調子が悪いのが止まらないという方はサプリメントを利用することで調子が良くなるかもしれないので、試してみてもよいでしょう。