足を冷やしてはいけないと言われるのはどうしてですか?

Pocket

女性の方は身体を冷やしてはいけない、特に足を冷やしてはいけないと言われ続けてきたのではないでしょうか。若い時期はあまり寒さに頓着しない方も多く、寒い時期でも生足ですごしたりしてお母さんに怒られるなんて経験をしたことがある方も多いと思います。

婦人病になりやすくなる、子どもが産めなくなるなどと脅されたこともあるかもしれませんが、それは本当なのでしょうか?それとも迷信なのでしょうか。

女性に限らず、基本的に身体を冷やすのは健康に良いことではありません。身体を冷やすことで色々な悪影響が表れることがあるのは男女問わず誰もが実感しているところでしょう

身体を冷やすことで生じる一番の不都合は血流の滞りではないでしょうか

身体を冷やすと筋肉がこわばり、血流が悪くなります。血流が悪くなると体温が下がりやすくなります。体温が下がると免疫力が低下するとも言いますし、何かにつけ寒さというのはダイレクトに私たちの体調に影響するようです。

また、単純に実感として、私たちの身体は十分にあったまっていなければ大変動かしにくいものではないでしょうか。

急に全力疾走をしろと言われるとケガをしてしまいそうですし、急に大きな声をあげようとしても、声帯の筋肉が固まっているとなかなかうまくいきません。ここに、女性が身体を冷やしてはいけないと言われる原因の一因がありそうです。

子宮は筋肉のかたまりです

子宮は必要に応じて大きく伸び縮みします。子どもを向かえる準備や、子どもの成長に合わせて形状を変えなければならないのですから当然ですが、普段は卵くらいの大きさだということを考えるとすごいですよね。

子宮は柔軟でありながら強靭というとても優れた筋肉のかたまりなのだということをイメージしてみてください。

他の筋肉と同じく、子宮は血流が良く、栄養が行き渡り、よく温められた状態であれば、よく働きます。ホルモンも良好に分泌され、生理や排卵もスムーズでしょう。しかし、血流が十分でなければ、栄養も行き届かないかもしれませんし、硬く縮こまってしまってあまりうまく働けません

もちろん、少し寒い思いをしたからといって、ただちに子宮の働きが悪くなって、子どもが産めなくなるなんてことはないでしょう。

しかし、例えば長く血行不良が続いて慢性的に肩が凝ってしまうこともあるように、慢性的に血流が悪い状態が続けば、子宮の凝りがしつこいものとなり、固まってしまうという可能性はあります。そうなれば、何らかの障害が生じる可能性だってあると言えるのではないでしょうか

全身の血流を良好に維持しつつ栄養をしっかり取ることが大切

身体を冷やしてはいけないというのはとても具体的なアドバイスであって、欲を言えば、全身の血流を良好に維持しつつ、栄養をしっかり取ることが重要

また、子宮は他の内臓と同じように、意識的に動かせる筋肉ではありませんから、寒さだけでなく、自律神経に影響を与えるような生活習慣は見直した方が良いということになります

一般的に女性は男性よりも脂肪の割合が多い体つきです。筋肉は多くの熱を生み出しますが、脂肪はそうではありません。そのため本質的に身体が冷えやすいのです。そして冷えは女性の生殖機能に影響してしまう。だからこそ、女性ばかりが体を冷やすなとうるさく言われるという事情もあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です