産後うつにも葉酸は効果あるのでしょうか?

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うつと食事の関係は密接で、うつ病の方では特定の栄養素の不足が見られる傾向があると言います。

うつとの関わりが深い栄養素として、葉酸値の不足が指摘されることがあります。

葉酸に限らず、ビタミンB群に属する栄養素は神経伝達物質の生合成に関わったり、ホルモン作用の調節に関わったり、神経細胞内の核酸やたんぱく質の合成に関わったりと、精神を正常に保つのに不可欠なビタミン。

ビタミンB群と言えば代謝に関わる栄養素であるというイメージが一般的ですが、不足すると睡眠障害、気分がふさぐ、集中力がなくなると言った欠乏症を引き起こすことがあることからも分かる通り、私たちの精神活動にも大きく関わる栄養素なのです。

つまり、葉酸ばかりがうつ症状と深く関わりがあるわけではないのですが、中でも葉酸の不足がうつと深い関わりがあることが分かってきました。

通常は妊娠前から妊娠中に使用されることの多い葉酸サプリは、産後にも継続して使うことで、産後うつの予防改善にも役立つ可能性が期待できるかもしれませんね。

 

うつの症状を自覚するのは難しい

産後うつに葉酸が良いとは簡単に言いますが、実のところ、うつを自覚するのはとても難しいことだと思います。

確かに産後うつという症状は実際にあり、ホルモンバランスの変化や、今まで体に抱えていた胎児と離れてしまったという喪失感、これからやらなければならない色々なことなど色々な要素が絡み合って、気分が塞ぐ方は多いようです。

しかし、一体自分は何が悲しくて不安や孤独や焦燥感を抱いているのかをしっかり自覚できる人は少ないのではないでしょうか。

そのようなときに、葉酸を摂るとうつに効果があると聞けば、ぜひとも必要と思われるかもしれませんが、様々な要因が絡み合って起る複雑なこの状況を、栄養素の一つできれいに解決することなどできるはずがありません。

産後うつに限らず、一般的なうつで考えてみても、それは同じことですよね。

 

確かなのは、栄養と心の健康には密接な関係があるということ

重要なことは、栄養と心の健康には密接な関係があると知ることです。

気分が塞いだり、わけもなく落ち込んでしまったりする期間が続けば、考え方や感じ方まで悲観的になってしまうこともあるかもしれません。

産後うつの状態を自覚してしまうと、幼い子供がいるのにこんなではダメだと、精神が不安定な自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

母は強いという一般的なイメージと自分とのギャップが辛く感じてしまうこともあるでしょう。

しかし産後うつはとても一般的な症状ですし、時間が経てば経ち直る方が多いと言います。

また、うつの原因を特定するのは難しいですが、単純な栄養不足が原因となることもありますから、気分が塞いで、やることはたくさんあって、焦ってしまったり落ち込んでしまったりするときこそ、美味しくご飯を食べるよう心掛けると良いでしょう。

そのとき意識するべきが、例えば葉酸といった栄養素なのです。

 

産後うつは開きおなりも大事

確かに産後忙しくて自分の食事もままならなかったという自覚がある方、食事を楽しむと言っても時間的余裕に限界があるという方は、サプリメントに頼ると良いと思います。

葉酸サプリは、葉酸はもちろんですが、やはりうつの症状と関連があると言われる鉄や亜鉛などのミネラルを含むものが多いです。

また、うつとの関連で言及されることは少ないかもしれませんが、不足がイライラの原因になると言われることがあるマグネシウムやカルシウムと言ったミネラルも、含まれている葉酸サプリは多いです。

さらに、強力な高酸化力や免疫力の向上に役立つビタミンCまでしっかり含まれている葉酸サプリであれば、産後にかかるストレスに対する強い見方となります。

もちろん、栄養は食事から摂ることを第一に考えるべきだと思いますが、子育てで忙しくて食事に気を遣うのは難しいという方に、葉酸サプリはおすすめです。

しかし、産後うつは3割程度の方が経験すると言います。

症状に個人差はあるでしょうが、思ったより多くの方が自覚する症状です。

心の健康を損ねると、どうしても内向的になり、孤独を感じることが多くなると思いますが、「産後にはよくあること」と気楽に考え、無理に治す必要はないと開き直れると良いですね。