卵子の質を高める方法はありますか?

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卵子の質を高める方法は、身も蓋もない話ではありますが、「健康に気を使う」というのが一番のアドバイスとなりそうです。もう少し詳しくご説明するために、卵子についてお話しします。

女性の身体の中には、新生児期にはすでに卵子の素となる細胞(原子卵胞)が形成され、この数は増えることはありません

卵胞細胞は増えることはなく時間と共に減少していきます

卵胞細胞は、思春期を迎える頃から複数ずつだんだんと排卵に向けて成長するようになり、いくつかの段階を経て、通常一月に一個、成熟した卵胞を排出するようになります。

個人差はありますが、新生児期には約200万個ほどあった卵胞細胞は、性的に成熟する二十歳前後では15∼30万個にまで減り、40代から50代の閉経間近という段階では5万個にまで減少すると言われています

つまり、もともと備わっている卵胞細胞のうち、成熟した卵胞にまで育ち実際に排卵されるのは全体のごく一握りであることが分かります。

歳を取るにつれて、卵胞細胞の絶対数が減ることに加え、新たに作り出されるのではなく身体に備わっている細胞ですから老化の影響を免れないという事情もあり、妊活ブームの流れもあってか、「卵子の質」というものの存在が取りざたされることになりました。

実際、卵子は老化すると言っても差し支えないようですし、卵子の質が低下することも事実です。

身体の老化に伴い卵子も影響を受ける

私たちの身体を作る細胞は総じて老化しますが、卵子も老化の影響を受けることになります。私たちの細胞の老化にとって、身近であり、大きな敵となるものに活性酸素があります。

活性酸素は私たちの身体の中で酸素が変化した物質ですが、これには細胞を酸化させてしまい、傷つけてしまう力があります。増えすぎると老化を促進する原因にもなりますが、病気の原因にもなる怖い存在です

この影響が卵子にも及ぶため、活性酸素の増えすぎに注意することが、卵子の老化を加速させないという意味で、卵子の質を高めるのに役立ちそうです。

活性酸素を必要以上に増やさないためには、ストレスや疲労を溜めすぎないようにすることや、抗酸化物質と呼ばれるものを積極的に摂るなどの工夫ができます。

活性酸素を必要以上に増やさないために考えておきたいこと

抗酸化物質とは、例えばビタミンCやビタミンE、カロテノイドなど、自然界には数多くあり身近な食材で摂れるものも多いので、すぐにでも意識できることですよね。野菜が苦手という方はサプリメントを利用しても良いかもしれません

また、加齢により減少するのは卵胞細胞だけでなく、ホルモンも同じだということも知っておくと良いでしょう。十分なホルモン環境で育つ卵胞と、不十分なホルモン環境で育つ卵胞では自ずとその質に差が生まれてしまいます。

ホルモンの分泌を良好に保つために意識できる栄養としては、例えばマカやタンポポなどが有名ですし、ハーブや生薬を利用したサプリメントはホルモンバランスを整えたい方に人気のようです。こう考えれば、卵子の質を高めようとすることは、通常のエイジングケアとあまり変わらないということになりますよね。

ストレスと溜めないように休息を取り、適度な運動をして、野菜や果物などを積極的に使い栄養バランスの取れた食事をする。足りなければサプリメントで補う。

健康に気を使おうと考えるとき、美容を磨こうと考えるときに行うことが、日ごろの生活で卵子の質を高める、というよりは自然に老化していく卵子の質を保つのに役立つ可能性があります。

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