不妊とはどういう人のことを言いますか?

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不妊とは、「ある一定期間、避妊せずに通常の性行を継続的に行っているのに、妊娠の成立をみない」状態だと定義されています。これは日本産婦人科学会による定義です。

この「ある一定期間」については、1年から3年、一般的には2年間という風に幅がありましたが、日本産婦人科学会は2015年度に「1年が一般的である」と定義を変更しました。

この期間の設定はWHOと見解を同じくするものであり、日本でも諸外国に定義を合わせて、1年としようと決めたという形になります。定義の変更は、現代の状況に照らし合わせて考えると合理的なように感じます。

現在の赴任の定義は1年が一般的になっている

晩婚化が進む現代ではそもそも初産の年齢が上がりがちですが、一方で高齢になればなるほど妊娠の確率は下がります

このことを考えても、通常の夫婦生活を送った上で赤ちゃんができない状況が続いたとき、例えば1年じゃまだ病院に行くのは大げさだよとなるか、1年経ったし不妊の可能性も考えてみようかとなるのでは大きく違います。

不妊治療の成功率も妊娠の可能性も歳と共に減少しますから、決断は早くにできるように心づもりをしておいた方が良いでしょうし、不妊の定義を一年にした理由も、早くから不妊の可能性を意識づけるためなのです。

ところが、そもそも不妊の定義が一般的には2年できなかった場合だと言われていたこと、その期間が1年に短縮されたことを知っているご夫婦はどれくらいいるでしょうか。

このページを訪れた方のように、「不妊ってどんな人のことを言うんだろう?」と気になる方は、もしかしたら既に赤ちゃんができないまま1年以上経過しているかもしれません。

そして今初めて、じゃあ私も不妊検査をしなきゃいけないってこと?不妊症の可能性があるっていうこと?という風に焦った気持ちになっている方もいるかもしれませんね。安心してくださいとは言えませんが、定義はあくまで定義です。赤ちゃんは授かりものでなかなか定義通りにできるものではありません

もちろん不妊の可能性について意識を高めておくことは重要ですし、いざというときのことを考えて決断する準備をすることも重要ですが、ひと昔前はだいたい2年できなかったら疑った方が良いかもね、と言われていたことも考慮して、ゆったり構えることも大事です

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