ダイエットが不妊の原因になるということはありますか?

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ダイエットが原因で生理が止まってしまったり、妊娠に耐えられない身体になってしまったりすることがあります。

ダイエットが直線的に不妊へ繋がると言うことはできませんが、過度なダイエットが原因で生殖機能が衰えてしまえば、回復するまでに時間がかかり、結果的に出産適齢期を過ぎてしまうということもあるかもしれません

もちろんこれは過度なダイエットが原因であり、通常の意味でのダイエット、つまり適度な食事制限や運動習慣であればまったく心配はありません。問題は、どこからどこまでが通常の、健康のためのダイエットであり、どこからがやり過ぎなダイエットなのかということです。

異常な域のダイエットで不妊に繋がる?

この質問を読んでいる方の中には、薄々自分が異常な域のダイエットをしているのではないかと心配になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。体調不良も感じていて、ふと「将来子どもが産めなくなるかも・・・」と不安になったのではありませんか。

誰しもが、少なからず自分のスタイルには不満を持っていて、もう少し痩せたいだとか、筋肉をつけたいだとかという理想があると思います。

この理想を目指して、甘いものを控えるだとか、適度な運動をするという選択は健康のために良いのですが、ついついエスカレートして過度な運動を続けてしまったり、極端な食事制限(炭水化物を一切摂らないといったような)をしてしまったりすることもありますよね。

このようなとき、急激な体重の減少によってホルモンバランスが乱れ、生殖機能に支障をきたしてしまうということもあります。

過度なダイエットは禁物です。

急激な体重の減少により比較的早い段階で表れるのが、生理が止まるという症状です。もしかしたら、生理が止まったことに気付いてやっと、自分がダイエットをし過ぎていると気づく方も多いのかもしれません

過度なダイエットには生理が止まる他にも様々な合併症を引き起こす危険性があるのですが、極端な食事制限をしていることで、極端に骨が脆くなるという点も恐ろしいことです。

そもそも摂るカルシウムの量が少ないこと、生殖機能の衰えにより、カルシウムの過度な流出を防ぐ女性ホルモンの分泌量が下がってしまうことなどが影響して、身体は華奢になるというよりも脆くなる。スリムになるというよりは老体のようになります。

生理の有無だけではなく、例えばこういった体格の問題ひとつとっても、妊娠や出産に至るのは難しいでしょう。生殖機能の回復だけでなく、骨密度の回復にも時間がかかります。

もし妊娠や出産ができる程度に体調が回復したとしても、相当意識的に治療をしなければその後の育児に耐えられる身体かどうかは分かりません。

通常の場合でも、妊娠中や産後に骨粗鬆症にかかるケースがあると言いますから、妊娠や出産を意識するのであれば、栄養不足は思ったよりもずっと大きな問題だということを知っておいていただきたいと思います。

思春期と食欲が無くなってしまうようなダイエット

過度なダイエットをしてしまっているなと思ったら、適正体重に戻しましょう。栄養をしっかりとりましょう。口で言うのは簡単ですよね。ご自分でも分かっていることだと思います。それができないから困るのですよね。

しかし危機意識があるのなら、例えば誰か栄養に詳しい方に相談しながら食事を見直すとか、運動のメニューを見直すという風に、第三者の協力を得てでも適正な状態に戻す努力をすることをおススメします

あなたが頑張り屋さんでストイックだからこそ痩せすぎてしまったのだと思いますから、それに比べれば適正な体重に戻し、維持することくらい簡単ではないでしょうか。

ただし、特に10代から20代の女性に多いと言われる、精神的な要因の大きい、神経性食指不振症などと呼ばれる状態になれば、精神面が強く影響している分、単にダイエットをやりすぎたという状態よりは体調を戻すのが難しくなります。

精神的な要因が大きい神経性食指不振症などの症状では、自分が瘦せているという自覚が乏しい傾向にあります。治療に積極的ではないばかりか、異常だと見做されることにも反発感や不信感を抱いてしまう

専門家への相談をというのも簡単ですが、口で言うほど簡単ではないのが現実なのかもしれません。痩せ願望の恐ろしいところは、もっとも妊娠・出産に適した年代で抱きやすいことではないでしょうか。

言い方は悪いかもしれませんが、思春期に極端なダイエットをしてしまい栄養失調に陥ってしまう、拒食症になってしまうという例は珍しくないようです。痩せてスリムになるのは良いのですが、そのために体の機能を損ねてしまうのは避けたいところです

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