男性の不妊症について教えてください

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男性の不妊の主な原因として、造精機能に問題がある場合や性機能に問題がある場合などが考えられます。

造精機能とは文字通り精子を作る機能のことで分かりやすいと思いますが、性機能とは例えば勃起不全だとか、射精ができないといった問題のことを言います。

男性が不妊の原因となっている場合、とくに造精機能が問題となっているケースが多いため、
男性の不妊の可能性があると思ったらためらわずに精液検査を行うことが重要
です。女性の不妊検査と比べ男性の不妊検査はとりあえず精液検査をするという単純さがありますから、検査の負担は比較的軽いものとなるでしょう。

とは言え、男性の場合は造精機能に問題があっても自覚がしにくいことや、どうしても不妊検査と言えばまず女性のイメージがあるせいで検査や問題の発見が遅れるケースがあるのが現状ではないでしょうか

不妊検査は夫婦で一緒にという意識も一般化しつつありますが、やはり男性も積極的に不妊検査という風になるには時間がかかるのかもしれません。

精液異常の種類

精液異常には大きく4つの種類に分類されます。

①精子濃度が1500/ml未満である乏精子症

精液に対して精子の量が少ない状態です。

②運動している精子の数が少ない精子無力症

運動している精子が40%未満だと精子無力症と判断されます。

③正常な形の精子の数が少ない奇形精子症

正常な形の精子が4%未満の状態を言います。

④精子が見られない無精子症

精液の中に精子の存在が認められません。

精液検査によってこられの項目を検査しますが、最近では
自宅で簡易的な精液検査を行う精液検査キット
などもありますから、病院に行くのは大げさな気がするとか、抵抗があるという方はこちらから試してみると良いかもしれません。

実は複雑でデリケートな男性不妊

造精機能に問題が起こる原因にもいくつかの種類があります。場合によって造精機能に影響を与えている根本原因に対処することになるでしょう。ただ不妊治療の場合は時間との勝負という側面もありますから、ケースによっては根本原因に対処するより、高度生殖医療を受ける方が先決ということもあります。

また、造精機能に問題はなくても、性機能に問題があるため性交がうまくできず、不妊の原因となることがありますが、そういった性機能障害の場合、
特に男性は医師にかかることに抵抗を覚える
かもしれません。

その上、性機能障害の根本原因は精神的な部分に起因しているかもしれないので、単純に医師にかかれば解決できるという性質のものではない可能性もあります。男性不妊は女性不妊と比べると単純なようですが、一方でとても複雑な心の問題でもあるのです

性機能障害のバリエーション

例えば勃起障害の場合でも、いつも勃起ができない場合もあれば、マスターベーションのときならば問題はないのに性行為のときにだけ勃起ができない場合、パートナーとの性行為のときにだけ勃起ができない場合など症状は細分化されます。

射精障害も同じように、オーラルセックスであれば問題なく射精できるのに、膣内でのみ射精ができないというケースもあります。原因は単純に性欲の減退や、刺激の強いマスターベーションといったような習慣が原因となっている場合、もしくはプレッシャーやトラウマが原因となる場合などがあります。

精神的な問題であったり夫婦の問題であったりするケースも多いので、お互いの自信喪失や疑心暗鬼につながるなど、かえって深刻な問題となることもあるかもしれません。性機能障害の場合は造精機能障害と違い自覚しやすいという利点はありますが、問題が見つかったからといって簡単に対処できるわけではないという不利な点もあります

造精機能障害と性機能障害とではどちらがマシかという話ではなく、どちらも深刻な問題となり得ますから、問題があると感じたら早めに検査をして対処をするということが大事です。

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