旦那との相性で子どもができにくいということはありますか?

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相性と言うのが最も適切な言葉なのかは分かりませんが、なぜか女性の身体と受け入れる精子の折り合いが合わず妊娠に至らないというケースはあるようです。

不妊の傾向を調べるときに行われる基本的な検査の一つに、例えばフーナーテスト(性交後試験)というものがあります。性交後に子宮頸管を通っている精子の様子を観察することで、精子が子宮までたどり着いているかどうかを判断することができます

つまり、性交は普通にできる、精子は元気、子宮もしっかり働いているにも関わらず、精子が子宮へと続く、子宮頸管を通れないという事情で受精に至らないということがあるので、そのあたりで何か問題がないかを調べる検査です。

なぜか精子の通行許可が下りない、みたいなことでしょうか。

もしそうなのであれば、単純に相性が悪いせいと言っても良いのかもしれませんし、実際、「フーナーテストは男女の相性を調べるための検査です」のように簡単に書かれているサイトもあったりしますが、果たして相性と片づけて良いのでしょうか。

フーナーテストで考えられる問題について

フーナーテストで調べたいのは、子宮頸管を精子が通過する際に何らかの問題がある可能性があるだろうか、ということです。もしこのテストで異常があった場合、考えられるケースの代表的なものは以下のようなものになります

子宮頸管になんらかの問題がある(頸管因子)

何らかの異常というのは、例えば子宮頸管に炎症が起きている、ポリープなどで子宮頸管が塞がっている、もともと子宮頸管が狭い、頸管粘液が少ないと言った問題。

免疫機能に問題がある(免疫因子)

精子に対する抗体があるせいで、精子を遺物だと判断し攻撃することがある。免疫因子を持つのは女性の場合もあるし、男性自信の場合もある。

頸管因子、免疫因子それぞれにバリエーションがあるので、当然対処法も違います。フーナーテストの結果が思わしくないからと言って相性が悪いという認識で納得するのは少し早いとは思いませんか。治療して改善できるケースも多いはずです。

セックス上の相性が悪いケース

相性と言うのであれば、例えばセックス自体の相性はあるかもしれません。性器のサイズや体格差はもちろんセックスの気持ちよさに影響があると思いますし、場合によってはセックス自体が困難というケースもあるでしょう

以前少し話題になった『夫のちんぽがはいらない』という、作者の実経験をもとにした小説作品では、タイトル通り、どうしても夫の性器を挿入できないという作者の事情が書かれています。

過去の経験から他の方とのセックスはできるが、旦那さんの性器だけが入らない。旦那さんの方も、他の女性とのセックスは可能なようですから、これは相性と言って差し支えないのではないでしょうか。

『夫のちんぽが入らない』ほど稀なケースでなくても、性器の相性というものは存在するでしょう

また、性的な気分になるタイミングや、どんな環境を好むかと言ったような相性は、そのままセックスの満足度に関係し、頻度にも関係すると思うので、妊娠しやすさにも関係するかもしれません。ただしそれらはお互いの尊重と工夫とにより解決できることが大半だと思いますから、妊娠したいという希望の上では、乗り越えられるものなのではないでしょうか。

加えて、何らかの理由でセックス自体がうまくいかないのであれば、生殖補助医療や、自宅で行える人工授精と言われるシリンジ法を試してみるという手もあります。

遺伝子的なレベルで相性が悪いということは?

相性と妊娠に関してはこのような話を聞くこともあります。

二度以上の結婚を経験したことがある方で、一人目の相手とはなぜかできなかったけれど、二人目の相手とはすぐに子どもができた。年齢的には二人目の方が赤ちゃんができにくいはずなのに、これは相性の問題だねという風な話です。

もちろん反対のケースもあって、一人目のパートナーとの間には普通にできたのに、二人目との間にはできない。この場合は年齢のせいもあるかなあ?と考えるでしょうが、やっぱり「相性」があるのだろうか…と考えたくなってしまいますよね。

本当に本当なのかどうかは分かりませんが、遺伝子的に相性が悪いケースがあるとかいう話もありますし、もしかしたら医学的にそういった事実はあるのかもしれません

そして、このページはおそらく、一見二人の健康にもセックスの相性にも問題がなさそうなのになぜか子どもができないので、もっと遺伝子的なレベルでの相性によって子どもができないのではないか?と心配になっている方が見るのだと思います。

しかし、これから今のパートナーと子どもを作ろうと考える上で、遺伝子のレベルや神秘のレベルでの相性に答えを見出す意味があるでしょうか。仮に相性が悪かったなら諦められるのでしょうか。もちろん、相性が理由ならと納得できるならそれで良いと思います。

ただし、もしそうでないのであれば考えていただきたいのが、少々のことでは確認できない遺伝子レベルの相性を疑うよりも、不妊因子による妊娠の障害や、セックス自体の相性と言った現実的な問題の方が赤ちゃんができない理由としては説得力が大きいということです

もしかしたら、遺伝子のレベルで相性が悪く、なかなか赤ちゃんができないということもあるかもしれません。しかし、二人の赤ちゃんが欲しいという意思によって乗り越えられるものは多いのではないでしょうか。

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