夜勤のある仕事をしているのですが、基礎体温をつける意味はありますか?

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夜勤のシフトがあったり、残業時間が長かったりで、睡眠時間が不規則だという方はたくさんいそうです。

寝るタイミングが一定ではないお仕事をしている方は、基礎体温を測るにしても不規則な検査になってしまうため、理想的な形で継続することはできないでしょう。そういう方が基礎体温を測る意味はどれくらいあるのでしょうか。

お仕事の関係でどうしても睡眠は不規則にならざるを得ない。しかし基礎体温計は使ってみたい

基礎体温を測る際は、最低でも3時間から5時間は眠ったあとに検査をすることとされていますので、寝起きする時間が不規則だとしても、できれば最低3時間ほどの深い睡眠を取ることを意識してみてください。

限られた時間の中で、3時間の熟睡と言われれば意外に難しいものかもしれません。しかしお仕事の都合などで不規則になってしまっているのであれば、せめて短時間であっても深い睡眠が取れるよう、工夫してみましょう。

基本的には毎日同じ時間に基礎体温をつけるのが理想ですから、それでも完全に信頼できるデータを取れるかどうかは分かりませんが、あまり厳密に考えず、それなりに睡眠が取れたと思ったら基礎体温を測るという風にしてみてください

睡眠が不規則でも興味があるなら試してみましょう

基礎体温を測る大きな目的は、主に妊娠を目的とした体調の管理です。妊娠を目的とした体調の管理というのは、女性の身体にあるリズムが正常に巡っているかどうかを確かめることです。

毎月のリズムを形作っているホルモンの変動による体温の変化を記録するのが基礎体温計ですから、毎日の基礎体温をデータ化することで、ホルモンは正常に働いているか、排卵は正常に行われているかという点を確認する方法となります

もし、基礎体温を測った上でグラフが正常に見えないというのであれば、何らかの問題が隠れていたり、妊娠していたりする可能性があります。

しかし就寝時間が不規則ということを踏まえると、はじめのうち、グラフが安定して見えないのは当たり前でしょう。大まかな低温期と高温期の区別が付けられるようになるまでは時間がかかるかもしれませんが、続けているうちにリズムが掴めるようになるはずです。

5,000円も出せば、十分に品質の良い基礎体温計を購入することができます。現在はアプリで管理もできるので、記録の手間もそれほどかからないでしょう。試してみて、基礎体温をうまく記録できそうだと思ったら続けるという風にしてみてはいかがでしょうか

基礎体温は長期的な目を持って記録しましょう

基礎体温を記録することで、身体の不調を捉えたりすることは可能かもしれませんが、基礎体温計で得られたグラフで健康状態を測るようなことはしないようにしましょう。睡眠時間が不規則ならなおさらです。

基礎体温を測るだけで子どもを産みやすくなるわけでも、病気の有無を教えてくれるわけでもありません。基礎体温を参考にして、ご自身のリズムを知ったり、変化を知ったりすることで、妊活に活かしたり、病気の発見やケアに活かすことができる、あくまで補助器具です

よって、グラフがガタガタだ、低温期が長い気がする→だから調子が悪いんだ、妊娠できないかもしれない、という風に考えるのは少々はやとちりです。

些細なことで変動する基礎体温は、長い目で見るべきもので、一日一日の体温が身体に起こっている問題を反映するようなものではありません。基礎体温がうまく付けられないから身体に何か問題があるのだと考えてしまうのでは本末転倒ではないでしょうか。

もし今の段階で生理周期が乱れているだとか、生理が重い、排卵がきちんとできているか不安、というのであれば、できるだけ早く病院にかかるべきだと思います。

お仕事の都合で不規則や不調に納得しているところもあると思いますが、妊活のためというのであれば、他にもできることはあると思います。反対に、身体には不調は感じていないし、生理周期も安定しているという方は、基礎体温計を使う意味はあまりないでしょう。

基礎体温を測ることを目的としないように、試すのならある程度長い視点で見ること、不調はあくまで自分の身体と向き合って判断することに気を付けて利用してみましょう

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